裁判所での過払い金請求訴訟

過払い金請求に必要なもの

「自分で過払い請求を行ったら、交渉が全く成立しない」という方もいると思います。
そんな方の中には、「満額取り戻すためにも、裁判所で訴訟を起こそう」と考えている方もいるでしょう。
払う必要のない費用ですから、満額取り戻したいというのは、当然ですよね。
では、裁判所で過払い金返還請求訴訟を起こす際には、どういった物が必要となるのか、ご紹介しましょう。

まず、裁判を起こすためには、訴状が必要となってきます。
訴状に関しては、正本と副本2通が必要となりますので、しっかりと作成していきましょう。
そして、利用業者とどういった取引があったのかを証明するために、証拠説明書が必要となります。
こちらも、生本と副本の2通が必要となります。

取引状況を証明するために、取引履歴なども必要となります。
取引履歴は利用業者から取り寄せることが出来ますから、事前に準備しておくと良いでしょう。
こちらも2通の準備が必要となります。

自分で過払い金請求を行う方は、自分で過払い金の計算をしていると思いますが、その時の計算書の提出も必要となります。
こちらも2通が必要となりますので、準備しておきましょう。
資格証明書として、登記簿謄本も必要となります。
このように、訴訟を起こすためには様々な書類が必要となりますから、事前に準備をしておくことも大切。
慣れない方の場合には、これらの書類を準備するだけでも時間がかかってしまいますから、早めに準備をはじめておくと良いですよ。

参考:過払い金請求の計算と無料相談

過払い金請求の訴状作成

「過払い金請求をしたら、かなり定額の金額を提示された」と交渉に納得がいっていない方も多いと思います。
「素人だから、きっと強きに出てきたんだ」と感じている方もいるでしょう。
「言われるままの金額では、和解をしたくない」と感じている方は、「訴訟を起こそう」と考えている方もいると思います。

しかし、訴訟となれば訴状なども必要となりますから、「どうやって作成したら良いのだろう?」と戸惑っている方もいると思います。
では、自分で過払い金請求の訴訟を起こす際に必要となる訴状を作成する際には、どのように作成したら良いのか、ご紹介しましょう。
まず、訴状を作る際、一から自分で作成していくのは難しいと思います。
素人が、こういった書類を作るというのは大変なものですよね。

そんな時に便利なのは、インターネットからひな形をダウンロードすると良いですよ。
ひな形には、どういった内容が必要となるのか、記載が必要な内容などもかかれていますから、そのまま使用することが出来ます。
どういった形式で作成すれば良いのかも、すぐに判断することが出来ますから、はじめて作成する方でも簡単に作ることが出来るでしょう。

インターネット環境があれば、誰でも簡単にダウンロード出来ますから、とても便利ですよ。
このように、過払い金請求の訴訟を起こす際には、訴状が必要となります。
訴状作成は、とても難しいイメージがありますが、ひな形があれば誰でも簡単に作成することが出来ますよ。

過払い金請求に掛かる費用

過払い金請求の訴訟を考えている方の中には、「弁護士に依頼した方が楽だけど、費用を考えると自分で行った方が良いだろう」と思っている方もいると思います。
確かに、弁護士費用というのは、決して安い費用ではありませんから、「自分で行えるのであれば、自分で行っていきたい」と考えている方もいるでしょう。
しかし、自分で過払い金請求訴訟を行う際にも、費用は発生します。
もちろん、弁護士などに依頼するよりは費用は抑えることが出来ますが、費用がかかることは理解しておく必要があります。

では、自分で過払い金請求の訴訟を行った際には、どういった費用がかかるのか、ご紹介しましょう。
まず、裁判を行う際には、必ず印紙が必要となってきます。
この印紙は、訴状に貼りつけることになり、それぞれの請求額に応じて必要な印紙代が変わってきますので、事前に確認しておくと良いでしょう。

また、裁判を起こす際には、利用業者へ訴状を送ったりする際に郵便費用が発生します。
これらの郵便費用は、裁判所によって変わってきますが、一般的には6,000円程度の費用が発生することになりますので、頭に入れておくと良いでしょう。
そして、裁判時に必要となる戸籍謄本を取得する際にも費用が発生します。

申請時には、600円程度の印紙代がかかることになります。
このように、過払い金請求訴訟を自分で起こす際には、印紙代や郵便代などの費用が発生することになります。
弁護士に依頼するよりは、かなり費用は抑えることが出来るでしょう。

過払い金請求の訴え方

「過払い金請求訴訟を行う際には、どのように訴えたら良いのだろう?」と思っている方もいると思います。
通常の生活では、裁判などは無縁の生活をしていますから、「どうすれば、訴えることが出来るの?」と思っている方も多いでしょう。
では、過払い金請求訴訟を起こす際には、どのように訴えたら良いのか、ご紹介しましょう。

まず、訴訟を起こす際には、必要書類を全て揃えておくことが必要。
これらを揃えた状態で、管轄の裁判所にこれらの書類を提出していきましょう。
「管轄の裁判所って、どこなんだろう?」と思われる方もいると思いますが、そんな方は借入利用時の契約書を確認していきましょう。

契約書には、管轄裁判所の記載が行われていますから、契約書を確認することで、管轄裁判所をすぐに判断することが出来ますよ。
万が一、契約書を紛失してしまっている場合には、利用業者に連絡をして、「管轄裁判所はどこですか?」と確認しておきましょう。
「聞きにくい」と思われる方も多いと思いますが、電話であれば気軽に確認することが出来るはずですよ。

過払い金請求の訴訟は、管轄裁判所に書類を提出することからはじまります。
これが、訴えの第一歩となりますから、しっかりと書類を揃えていきましょう。
このように、過払い金請求訴訟を行う際には、管轄の裁判所に書類を提出することで訴えることが可能となります。
書類の不備があると、スムーズに進めることが出来なくなってしまいますから、提出前にしっかりと確認していきましょう。

過払い金請求の和解交渉

「自分で過払い金請求をすると、訴訟までしなければいけないのかぁ」と思っている方もいると思いますが、必ずしも裁判が必要になるわけではありません。
利用業者の出方次第では、和解交渉へと進めることもあります。
では、和解交渉について、ご紹介しましょう。

まず、過払い金請求を行う際には、書類を直接利用業者に送ることになりますよね。
そして、その後利用業者との交渉が必要となります。
当然、希望している返還額が叶うのであれば、その場ですぐに和解交渉を行うことが出来ます。
納得がいく金額であれば、和解をして問題ないでしょう。

しかし、交渉してくる金額によっては、「これでは、納得出来ない」と感じることがあると思います。
そんな時は、訴訟を行うことになりますが、訴訟を起こすことで、利用業者は交渉時に提示してきた内容よりも、好条件を提示してくることもあります。
この内容で納得出来るのであれば、裁判に進むことなく、この時点で和解交渉を行うことも可能。

こうなれば、あなたにとっても利用業者にとっても、裁判を行う手間を省くことも出来ますから、精神的には楽になるでしょう。
電話でのやりとりなどでも、内容に納得が出来れば、和解交渉とすることも出来ます。
このように、過払い金請求を行った際には、必ず裁判が必要となるわけではなく、その前に和解が出来ればスムーズに過払い金を取り戻すことが出来ます。
交渉次第で、内容は大きく変わってきますから、上手に交渉していくことが大切となるでしょう。